はじめに
就職や転職の履歴書で意外と迷いやすいのが資格・免許欄の書き方です。
- どの資格を記入すべきか？
- 資格がない場合はどうすればいいか？
- 正式名称はどこまで書くのか？
このような疑問を持つ方は多いです。履歴書の資格欄は、応募者のスキルや努力の証明になる重要な項目です。この記事では、履歴書 資格 書き方の基本から注意点まで詳しく解説します。資格欄の基本ルールについてはdodaの解説記事も参考になります。
履歴書の資格欄に書く基本ルール
① 正式名称で記載する
略称や通称は避け、必ず正式名称を書きます。
例
× 英検2級
○ 実用英語技能検定2級
② 取得年月を記載する
合格した年月を西暦または和暦で統一して書きます。
例
2022年6月 普通自動車第二種運転免許 取得
2023年3月 日商簿記検定2級 合格
③ 就職に関連する資格を優先
応募職種に関係があるものを中心に書き、直接関係のない趣味系の資格は省略するのが無難です。
書くべき資格と省略してよい資格
書いたほうがいい資格
- 普通自動車免許（必須条件になる求人が多い）
- 業務に直結する資格（簿記、TOEIC、MOS、介護職員初任者研修 など）
- 国家資格や公的資格
省略してよい資格
- 実務に関係が薄い趣味系（料理検定、書道段位など）
- 初級レベルのもの（英検5級など）
ポイント：関連性が薄い場合でも学習意欲を示したい場合は記載してもOKです。資格の正式名称一覧はリクナビNEXTの記事が便利です。
資格がない場合の書き方
資格がない場合は「特になし」と記入します。空欄にせず、きちんと記載するのがマナーです。
例
資格・免許：特になし
※ ただし、応募職種に必要な資格がある場合は、取得予定を記載すると前向きな印象を与えられます。
例
2024年6月 日商簿記検定2級 取得予定
履歴書の資格欄で好印象を与える工夫
- ✅ 取得予定資格も書く → 学習意欲をアピールできる
- ✅ 業務関連の順に並べる → 採用担当者に伝わりやすい
- ✅ 語学・PCスキルを積極的に記載 → 多くの業種で評価されやすい
注意点
- 嘘の記載は絶対に避ける（内定取り消しのリスクあり）
- 略語や俗称は使わない（例：「簿記2級」だけでは正式でない）
まとめ
履歴書 資格 書き方は、応募者のスキルや努力を伝える大切なポイントです。
- 正式名称で取得年月を明記する
- 応募職種に関連する資格を優先して書く
- 資格がない場合は「特になし」や「取得予定」と記載して前向きに表現する
✨ 今日からできる第一歩
- 自分が持っている資格をリスト化し、正式名称を確認する
- 応募職種との関連性を考えて取捨選択する
- 取得予定資格を整理し、履歴書に書ける形にする
履歴書 資格 書き方を正しく押さえておけば、採用担当者に誠実さや成長意欲を効果的にアピールできます。
