2016年6月に16年ぶりの来日公演を行い、
そのあい間をぬって「SMAP×SMAP」にも
ゲスト出演したカルチャー・クラブ。
デビュー以来、数々のヒット曲と
バンドの中心人物でありボーカルの
ボーイ・ジョージのスキャンダルと
話題はつきません。
この記事では、そんなカルチャー・クラブと
ボーカルのボーイ・ジョージについて
チェックします。
カルチャー・クラブとは
1982年5月にデビューした
イギリスのバンドです。
まず、カルチャー・クラブと聞いて
すぐに思い浮かぶことがあります。
それは、バンドの中心人物である
ボーイ・ジョージ独特のファッションセンス
”ゲイファッション”です。
しかしながら、
ビジュアル面が注目されつつあった
カルチャー・クラブですが、
各楽曲のレベルはとても高いのです。
そのポップかつキャッチーな
メロディに乗るボーイ・ジョージの
どこか色気のあるソウルフルな歌声、
そして、他のメンバーの楽器の演奏技術と
音楽性の高いバンドとして窺えます。
決してキワモノバンドではありません。
カルチャー・クラブの略歴
1982年5月ヴァージン・レコードから
シングルデビュー。
1982年9月
1stアルバムリリース
「キッシング・トゥー・ビー・クレヴァー」
からシングルカットされた
「君は完璧さ」が全英1位
1983年
シングル「カーマは気まぐれ」が、
全英と全米で1位
1983年10月 2ndアルバムリリース
「カラー・バイ・ナンバーズ」全英1位
1984年10月 3rdアルバムリリース
「ウェイキング・アップ・ウィズ・ハウス・オン・ファイアー」
1984年 グラミー賞最優秀新人賞受賞
1986年 4thアルバムリリース
「フロム・ラグジャリー・トゥ・ハート・エイク」
そして、活動停止
1998年11月 再結成
1999年12月 5thアルバムリリース
「ドント・マインド・イフ・アイ・ドゥリリース」
2000年 活動停止
2014年 再結成
2015年 6thアルバムリリース
「Tribes」
このように略歴だけをみてみると、
ヒット曲があったのは、初期の頃だけです。
その後は、活動停止〜再結成の繰り返しで
安定したバンド活動とはいえませんね。
ボーカルのボーイ・ジョージ(Boy George)
Boy George
1961年6月14日生まれ、55歳
イギリス出身
当初から同性愛者、ゲイであることは
彼のファッションセンスから明らかでした。
そして、カルチャー・クラブの成功の要因は、
レベルの高い楽曲はもちろんですが、
ボーイ・ジョージの歌声と
独特のファッションセンスにあるのは
否定できません。
80年代前半のボーイ・ジョージは
PVなどで観る限り小柄で華奢に見えますが、
実際は身長183cmと長身。
でも、一時期、激太りになった時は
ケバいメイクをした巨漢のオカマ状態・・・。
もちろん、ダイエットをしました。
そして、無事にダイエット成功しまた。↑
また、シャズナのIZAMさんが影響を
受けたのはよく知られる話です。
バンドメンバーと恋に落ちたり、
ドラッグや傷害などで逮捕、
そして、実刑判決をうけたりと
波乱万丈の人生ですが、
ローリング・ストーンズのボーカルは
ミック・ジャガー以外に考えられない
と同様に、
カルチャー・クラブの
ボーカルはボーイ・ジョージ以外に
考えられませんね。
カルチャー・クラブのヒット曲(代表曲)は?
カルチャー・クラブの曲は
静かで落ち着いた曲からポップで
ノリのよい曲がたくさんあります。
現在のカルチャークラブの曲で、
1位になるような大きなヒット曲は
ないのが現実です。
ここではとても有名な初期2曲のみを
ピックアップしたいと思います。
「君は完璧さ」(原題:Do You Really Want To Hurt Me)
1982年10月全英1位になった曲です。
このアルバムは同年9月リリースされた
デビューアルバムの、
『キッシング・トゥー・ビー・クレヴァー』からシングルカットされました。
ポップですが静かな曲で、
当時流行っていたレゲエっぽく
仕上がっておりとてもいい曲です。
ちなみに、
この曲はゲイであるボーイ・ジョージの
存在を周りがあまり好まれていないという
自分自身の現実を描いています。
「カーマは気まぐれ」(原題:Karma Chameleon)
1983年リリースのセカンドアルバム
『カラー・バイ・ナンバーズ』からの
シングルカット、全英と全米で1位を
記録しました。
日本でも大ヒットし、
カルチャー・クラブを知らない方も
「カーマは気まぐれ」はテレビや
ラジオなどで一度は耳にしたことが
あるのではないでしょうか?
カーマカマカマカマ♪
テレビのバラエティ番組などで流れる
「カーマは気まぐれ」は、
オカマのテーマソングのように
扱われていたりもしましたが・・・。
もちろん、カルチャークラブには、
「Church Of The Poison Mind」,
「Do You Really Want to Hurt Me」,
「Time」,「Miss Me Blind」,
「I’ll Tumble 4 Y」,「Victims」など
たくさんの素晴らしい曲がありますので、
ぜひ聴いてみてください。
15年ぶりの来日
ボーイ・ジョージが
親日家ということもあり、
83年のデビュー直後に初来日し、
84年、85年と来日公演を行っています。
その後はボーイ・ジョージの逮捕などで
カルチャー・クラブの活動停止にともない
2000年来日公演から遠ざかっていました。
その間には94年に行われた
姫路城のチャリティーイベントに
登場したりしました。
この度、16年ぶりになる
2016年の日本公演です。
この16年ぶりの来日公演のメンバーは、
以下のオリジナルメンバー4人。
髭をたくわえた
ボーイ・ジョージ(Vo)
ロイ・ヘイ(G,Key)、
マイキー・クレイグ(B)
そして、
元カレのジョン・モス(Dr)
カルチャー・クラブの往年の
ファンはもちろん、
昨今のテレビなどで流れる曲で
ファンになった方も、
大ヒット曲と共にライブ全編を通して
楽しめるこは間違いないでしょう!
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