麻疹(はしか)対策!妊婦、乳幼児や子供は要注意。高齢者は大丈夫?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
baby and electronic thermometer

関西国際空港の一部の職員が、
麻疹(はしか)」に感染したことを契機に、
関西の一部地域で流行状態となっています。

はしかは子供の病気といわれていますが、
今回のケースは、「成人麻疹(はしか)」と
いわれるもので、現時点でも大人の患者数が
少しずつですが増えているようですので、
他人ごとではない状況だといえます。

この記事では「麻疹」の予防方法や対策、
そして、その症状などについてまとめました。

スポンサーリンク

麻疹(はしか)とは?

麻疹(はしか)とは、
麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性疾患で、
感染症のひとつです。

麻疹ウイルスは、くしゃみや咳などの
飛沫感染から、空気感染、接触感染により広がります。

その感染力は、とても強い上に
命にかかわる合併症を引き起こすとも多く、
やっかいな急性伝染病といえます。

麻疹にかかり発病したのち、
1000人に1人の割合で死亡することがあります。

やはり、死亡で多いのは子供で、
特に1歳前後の乳幼児に死亡率が多いです。

そして、外国から持ち込まれたウイルスに
よっても麻疹は発生しています。
(この度の関空の感染がこのケースです。)

ワクチンを受ける人が多ければ
流行は抑えられますが、
ワクチンを受ける人が減れば
必ず再流行します。

ちなみに、
麻疹の「疹」は常用漢字ではないため、
「麻しん」として定められています。
「麻しん」と書いて「はしか」です。

成人麻疹

麻疹は、子どもに多い病気ですが、
今回のケースは成人麻疹でしょう。

国立感染症研究所の資料では、
全体の割合でいえば、15~39歳が、
大部分を占めています。

資料のデータ上では、
高齢者は麻疹にかかりにくい
といえますが、それでも
万が一のために注意は必要でしょう。

麻疹(はしか)の症状は?

麻疹ウイルスへの感染から、
症状がでるまで、およそ10日前後です。
(潜伏期間)

はしかの典型的な症状は、
風邪のような発熱や咳で、
発症から1〜2日で出てきます。

この初期の症状では、
病院でも風邪と麻疹の区別がつきにくく、
麻疹と診断するのは難しいようです。

そのようなこともあり、
病院の待合室が感染ルートとなり、
院内感染が起こる可能性があります。

発症後、3日後には40度近い高熱となり、
それが、3〜4日続きます。

そして、一旦、熱が下がり、
また再び高熱が出て、それと同時に
顔から全身に赤い発疹が広がります。

口の中に麻疹特有の白斑が出るのも
この時期です。

さらに高熱が3日ほど続き
咳、鼻水や目やにも大量に出て、
とても大変な時期です。

そして、発症後9日目ごろには熱は引いていき
発疹は茶色く残り、10日~14日で少しずつですが、
回復していきます。

しかし、熱が下がったとしても、
3日経つまで、どこへも行ってはいけません。
もちろん、学校などに行ってはいけません。

これは、法律で決められています。

また、成人麻疹にかかった10代になると
発熱の期間も長くなり、倦怠感などで、
その症状はさらに重いことが特徴です。

発症してからの合併症にも注意が必要です。

合併症には、麻疹ウイルスによるものと、
他の細菌の二次感染によるものがあり、
下記の症状があります。


スポンサーリンク

中耳炎
ウイルス性肺炎
脳炎
クループ
気管支炎
熱性けいれん
結核の悪化 など

現在でも開発途上国では、
10人に1人が合併症により
死亡しています。

麻疹(はしか)の流行時期は?

麻疹(はしか)の流行時期は、
春~初夏にかけてですが、

外国からウイルス感染者によって、
ウイルスが持ち込まれたりすれば、
流行時期など関係はありません。

関西国際空港で感染が確認がされたのが、
9月でした。

麻疹(はしか)の予防方法

免疫がない人が感染すると、
ほぼ100%の確率で発症する、
といわれています。

予防方法として唯一の方法は、
幼児期のワクチン予防接種です。

ワクチンの予防接種をしたからといっても
それが一生続くことはありません。

いちど、予防接種してから
10年以上経過している場合も
早期に予防接種をすることが
唯一の予防方法です。

また、一度もワクチンを接種していない人が、
ウイルスに感染し、発症してしまうと
その年齢に関係なく、重度の症状に
苦しむことになるので、
感染地域に関わる方は早めの
予防接種が重要です。

妊婦や乳幼児は要注意

ワクチン未接種の妊婦さんが麻疹にかかると
子宮収縮によって流産の危険性があるます。

流産は、妊娠初期での感染で多くみられ、
妊娠中期以降でも流産または死産の恐れが
あり、早産の事例もあります。

妊婦さんは、人混みを極力さける、
麻疹の感染地域とされる場所には行かない、
妊婦に接する家族や身内などには、
予防接種を受けてもらう、
などの対策が必要だといえます。

また、妊娠の可能性がある方や、
すでに妊娠している妊婦さんは、
ワクチンによる予防接種を
受けることはできません。

そして、予防接種から2ヶ月間は
妊娠することもできませんので、
避妊を心がけてください。

唯一の予防対策がとれない妊婦さんですが、
抗体検査を受けることはできます。

妊娠中は、
お腹の赤ちゃんのことはもちろん、
それ以外の麻疹ウイルス感染による不安で、
気分的にすぐれなくても、
自分に抗体があれば、
少しは気が休まるものです。

もし、抗体がなければ、
今まで以上に用心する心構えができます。

麻疹などで不安に思われる妊婦さんは、
通われている産婦人科の医師に
相談されるとよいでしょう。

上記したように、
麻疹にかかり発病したのち、
1000人に1人の割合で
死亡することがあります。

やはり、死亡で多いのは子供で、
特に1歳前後の乳幼児に死亡率が多いです。

このことから、事前に麻疹の予防方法
や対策をとることが重要です。

 まとめ

以下、麻疹についてまとめました。

  • 飛沫、空気、接触により感染する。
  • 感染力はとても強い。
  • 初期症状は風邪に似ている。
  • 高熱が出る。
  • 全身に発疹や口の中に白斑が出る。
  • 命に関わる合併症を引き起こす場合がある。
  • 熱が引いても、3日間は外出禁止。
  • 妊婦は流産や早産の危険性がある。
  • 乳幼児の死亡率が高い。
  • 予防にはワクチンによる予防接種
  • 予防接種の効果は一生続かない。

感染地域とされる場所に向かう際や、
滞在する場合は、
自身のためはもちろん、家族のためにも
あらかじめ予防接種が必要です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする